キャンプ場を調べていると、『キャンプ場 温泉』で検索をする人も多いようです。
その気持ちすごくわかります。
キャンプって楽しいけど疲れますよね。
- 基本は肉体労働
- 無理な体勢になりやすい
- 寝床は気持ちよくも快適ではない
キャンプは不自由を楽しむものですが、普段とは違った疲れ方をしてしまうのも事実。
そんな時に「温泉があれば…」思う人は少なくないようです。
「キャンプで溜まった疲れを温泉でゆっくりと癒す」
こんな幸せな時間はワールドワイドなキャンプであっても、温泉文化に親しい日本人にしか味わう事のできない感覚です。
また「今回のキャンプは散々だった」という時も、温泉で身体を温めれば直ぐに笑い話に変わるでしょう。
というわけで、この記事では山口県内の温泉が近くにあるキャンプ場を紹介します!
是非、キャンプの締めくくりなどで利用してみてください!
ライターオススメ!温泉もキャンプ場も最高!
まず紹介するのは、ライターの僕が実際にキャンプ場と温泉を利用してみて、「キャンプ場も温泉も文句なし!」と思ったキャンプ場です。
萩市 萩阿武川温泉公園
キャンプ場に併設
キャンプ場と温泉の利用料込みで合計1000円以下というコストパフォーマンスの良さ。
サイトは一面フラットな芝のフリーサイトで、初心者でも扱いやすくなっています。
オートサイトではないので、車を横付けする事はできませんが、無料の駐車場がすぐそばにあり、荷物の運搬もそう大変ではありません。
温泉の敷地内に地元の野菜の直売所もあり、キャンプで使う食材の調達もできるほか、バーベキューで使う道具のレンタルや食材のセット販売などもされています。
大きな温泉ではありませんが、露天風呂やサウナなど設備はしっかりと整っています。
阿武町 ABUキャンプフィールド
キャンプ場に併設
スノーピーク監修のキャンプ場として2022年にオープンしたABUキャンプフィールドは道の駅阿武町に併設されています。
主にオートサイトとフリーサイトの2種類で運営しており、幅広いニーズに対応するキャンプ場となっています。
道の駅阿武町にあるのは豊富な水産物、畜産物、農産物。そして温泉。
キャンプ場も新しいですが、道の駅も2014年にリニューアルオープンしており、全ての設備が綺麗です。
土日の温泉はキャンプ場の利用客で賑わうそうです。
長門市 千畳敷高原キャンプ場
黄波戸温泉交流センターまで7.3km
紹介した萩阿武川温泉公園と同様に、キャンプ場と温泉の利用料込みで1000円以下というハイコストパフォーマンス。
価格の手軽さに加え、そう簡単には満員にならないほど広い面積を誇るキャンプ場です。
山口県の鉄板観光地の一つである、元乃隅稲成神社も近くにあり、「キャンプも観光も楽しみたい」という方には特にオススメです。
高原のキャンプ場。オーシャンビューの露天風呂。もう何も説明する必要はあるまい。
下関市 豊田湖畔公園
俵山温泉まで8.6km
山口県内のキャンプ場としては比較的料金が高く、そのぶん充実した設備を提供してくれる高規格キャンプ場です。
家族、グループ向けに、オートサイトが約40区画、ログハウスも複数。
一般サイト(オートサイトではない)はソロキャンプ向きのサイトで、枠が設けられているので他のキャンパーとの距離を気にする必要もありません。
大型の遊具(2020年現在老朽化のため使用禁止)や広場もあり、子供が自由に遊べるほか、ペットも同伴可能なので、幅広い利用者を満足させてくれるでしょう。
紹介する俵山温泉にはペット湯もあるので、ペットとキャンプに訪れた際は俵山温泉も是非利用してみてください。
俵山温泉温泉は1100年頃に見つかったという歴史のある温泉で、白猿の湯は2004年にリニューアルされており、古さは感じません。
好きな時に行ける!温泉が併設されているキャンプ場
続いて紹介するのはキャンプ場に温泉が付いているキャンプ場。
一番のメリットはやはりキャンプ場から近いという手軽さです。
- 設営が終わり、かいた汗を温泉で流す
- 解放的なキャンプ場で火照った身体に夜風を当てる
- そしてビールを一気に喉に流し込む!!
こんな経験ができるのはキャンプ場に併設された温泉ならではの楽しみです。
美祢市 秋吉台オートキャンプ場
秋吉台リフレッシュパーク内に、秋吉台オートキャンプ場と景清洞トロン温泉があります。
県内で最初の本格的な温泉付きオートキャンプ場だけあり、新しくはありませんが、ギアのレンタルや販売など設備は充実しています。
バイク専用サイトやフリーサイト(オートサイトではない)もあるので、ソロキャンプにもオススメです。
温泉はトロン温泉という人工温泉で、露天風呂やサウナも設備されています。
周辺にはサファリランドやカルストロードなどもあり、家族旅行や観光にはうってつけのキャンプ場です。
萩市 田万川キャンプ場
キャンプ場から徒歩圏内に田万川温泉憩いの湯があります。
キャンプ場の利用手続きをする「道の駅ゆとりパークたまがわ」はスーパー並みの品揃えがあり、地元食材やお土産の購入にもオススメです。
利用料金やサイトの大きさから、複数人でのキャンプがオススメですが、あまり綺麗なキャンプ場ではありません。
また2021年1月現在、温泉は改装により休館となっています。
周防大島町 片添ヶ浜オートキャンプ場
瀬戸内のハワイと呼ばれる、周防大島町。
周防大島町には3つのキャンプ場があり、この中で最も規模が大きいキャンプ場が片添ヶ浜オートキャンプ場です。
大規模なだけ、利用料金も高めとなっていますが、利用すれば分かる快適さ。
特に電源付きオートサイトはハイクオリティな水回りです。
温泉とキャンプ場は別の施設ですが、歩道で繋がっています。
行きや帰りで利用しやすい!温泉が近くにあるキャンプ場
続いて紹介するのはキャンプ場併設の温泉と違い、移動の一手間がかかる温泉。
移動の手間はありますが、温泉以外にも休憩室や地元の食材を使った食堂のある温泉などもあります。
- キャンプの締めの温泉
- 温まった身体を休憩室で冷ましながらキャンプを振り返る
- 地元の食材を使った料理で舌鼓を打てば、帰路の時間も至福の時!
ちょっとした観光施設である事も多いので、お土産探しのついでにフラッと立ち寄ってみるのもいいかもしれません。
長門市 伊上海浜公園オートキャンプ場
油谷湾温泉 ホテル楊貴館まで1.2km
オートサイトがありながら、規模としては小さめの伊上海浜公園オートキャンプ場。
春から夏にかけて、芝が綺麗な緑の眩しいキャンプサイトを利用する事ができます。
日本海に面しているので、タイミングが良ければ綺麗な夕日を見る事ができます。
温泉のあるホテル楊貴館には和食のレストランもあります。併用すれば温泉が割引きできるので合わせてどうぞ!
下松市 キャンプ場笠戸島家族旅行村
国民宿舎大城まで3km
温泉のある『国民宿舎大城』が運営するキャンプ場です。
キャンプ場はオートサイトが19区画と、共同で使う焚き火サークルに幼児広場など。
年季を感じるキャンプ場でもあり、家族旅行村という名前に対しては小ささを感じます。
昨今のキャンプ事情と利用料金を考えると、カップルや夫婦にピッタリのサイズ感です。
国民宿舎大城は2016年にリニューアルオープンした宿泊施設で、日帰り入浴も可能となっています。
国民宿舎大城には2種類の温泉があり、双方とも笠戸湾を見渡す事ができる、開放的な温泉です。
岩国市 須川家族村オートキャンプ場
雙津峡温泉 憩の家まで5.4km
ホームページを持たない少し隠れ家的なキャンプ場です。
ガッチリの整備された大型のキャンプ場とは異なり、自然を生かしたオートサイトが特徴となっています。
年季の入ったキャンプ場であり、自然に伸びた植物は人の手では作れない雄大さがあり、側を流れる宇佐川はジャブジャブと気持ちの良い音をキャンプ場に運んでくれます。
天然ラドン温泉はアンチエイジング効果が高く、源泉掛け流しなので、高い効果が見込めるそうです。
上関町 中ノ浦海水浴場
上関海峡温泉 鳩子の湯まで7km
中ノ浦海水浴場は上関町では有名な海水浴場で、イメージとしては「キャンプもできる海水浴場」といった感じです。
自由度が高く、キャンプや海水浴のほか、バーベキューや釣りなどをして楽しむ方も多くいます。
海岸キャンプ場なので、砂地のペグ打ちと風の強さには注意が必要ですが、今回のエントリーの中では唯一無料で予約不要というお手軽なキャンプ場です。
キャンプ場は上関町の長島という島にあり、途中で小さな橋を渡るのですが、鳩子の湯はその橋の手前に位置します。
鳩子の湯は2011年末に開業した温泉で、店内はまだまだ新しく、上関町外から訪れる人も多い人気の温泉です。
岩国市 らかん高原オートキャンプ場
深谷峡温泉 清流の郷まで8.3km
山口県屈指の高規格キャンプ場と言えるらかん高原オートキャンプ場。
らかん高原オートキャンプ場を運営している「有限会社らかん高原」は温泉施設も運営しており、その温泉がこの「深谷峡温泉 清流の郷」です。
らかん高原オートキャンプ場は営業期間に制限がありますが、深谷峡温泉のコテージは通年営業なので、1年を通して利用できます。
切り傷にも効く温泉なので、キャンプの疲れと同時に傷も癒してくれます。
萩市 萩アクティビティパーク
山口ふれあい館まで9.9km
萩アクティビティパークはオートサイト専用で、各サイトにAC電源と水道が備わっています。
オートサイト以外にケビンやトレーラーハウスも設備されており、デザインも凝っています。
キャンプ場から温泉まで、最短距離では県道196号線が7.5キロメートルと近いですが、道が良くない点にはご注意を。
温泉は日帰り100円という圧倒的コストパフォーマンスです。
キャンプの疲れは温泉で癒そう!
紹介してみると、意外にも新しい温泉が多く、「綺麗な温泉がいい」という人は選択肢が多く困ってしまうかもしれません。
そういう時は周辺の観光地なども視野に入れて選んでみてはいかがでしょうか。
一般的にキャンプは夏にする事が多いですが、キャンプに慣れていない人は
- 汗がベタベタで寝られない
- 匂いが気になってゆっくり観光できない
という人もいます。
せっかくの楽しいキャンプの時間なので、キャンプ中もキャンプの後の観光も、全員が満足できる時間になる事を祈っています。