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下松市 笠戸島家族旅行村

下松市の笠戸島(かさどじま)にある「笠戸島家族旅行村」は公園であり、笠戸島の観光地の一つです。

そして笠戸島家族旅行村の一部が有料のオートキャンプ場となっています。

区画の広さは公式ホームページでは全ての区画が7.5×9.5Mという事ですが、実際に見てみると均一して同じサイズとは言えませんでした。

この点を良いと捉えるか、悪いと捉えるかは利用者次第でもあるので、この点も含めてキャンプ場の詳細を紹介していきます。

なお、キャンプ場は笠戸島の温泉宿泊施設である大城(おおじょう)が管理、運営を行なっています。

同じ運営ですが、笠戸島家族旅行村と大城はかなり距離が離れており、個人的に「利用手続きって大城まで行くんだろうか」と心配していたのですが、家族旅行村に管理棟があり、こちらで利用手続きを行いました

笠戸島家族旅行村は下松市で唯一のキャンプ場でもあります。

目次

オートサイトは家族にはやや小さめ

笠戸島家族旅行村 オートサイト
笠戸島家族旅行村 オートサイト

サイトの広さは7.5×9.5Mとなっており、この中に駐車スペースも含まれます。

数字の上では「小さい」というほどではありませんが、各サイトには木が植えられており、実際に利用できる範囲を狭めています

家族旅行村という名前が付いているので、家族でも使えるサイズ感ですが、テントにタープ、テーブルにチェア、ペグにガイロープまで含めて考えると家族でゆったりと過ごせるスペースは小さめです

快適に過ごすという点に目を向けるとソロキャンプで使っても問題ない広さです。

木を活用するという選択肢

家族などの大人数では邪魔になる木ですが、木も使い方によっては便利になるのがキャンプの面白さです。

木とタープをロープで結んでタープポールの代わりにするのも良し。

洗った食器を吊るして乾かすのも良し。

更に1、4、9番サイトは木が2本あり、ハンモックまで楽しむ事が可能です。

木にランタンを吊るすだけでも雰囲気があって良いです。

駐車スペースが共有の区画あり

笠戸島家族旅行村 駐車スペース共有サイト
笠戸島家族旅行村 駐車スペース共有サイト

11、17番と18、19番サイトは駐車スペースが縦長になっており、2台が縦に連なって駐車します。

前後に車があると、トランクを開けたり、キャンプ場から出たりしたい場合は、かなり不便そうです。

知らない人との共有は使いにくそうですが、知り合いと共有ならそう問題にはなりません。

また駐車スペースの使いにくさへの配慮なのか、駐車スペースが区画外にあったり、更に通常のサイトより面積が広かったりと、メリットもあります。

グループキャンプなら駐車スペース共有のサイトがオススメです。

絶対に使いたくない10番サイト

笠戸島家族旅行村 10番サイト
笠戸島家族旅行村 10番サイト

何故か10番サイトに倉庫と工事現場で使うバリケードが置いてありました。

画像を見れば分かる通りです。

選択肢がない場合などを除き、わざわざこの区画を利用するメリットはありません。

場所が悪いトイレと炊事棟

笠戸島家族旅行村 焚き火サークルと炊事棟
笠戸島家族旅行村 焚き火サークルと炊事棟

笠戸島家族旅行村のキャンプサイトはサイト出入口付近にトイレサイト奥にキャンプファイヤー場と炊事棟があります。

設備の場所が離れていると逆側からはどうしてもアクセスが悪いです。

炊事場の水に関してはウォータータンク等で対応できますが、トイレの遠さに関しては仕方ないので諦めましょう。

トイレは古いですが、身障者用やおむつの交換台もあり、清掃状態も良好でした。

ラベンダーの芳香剤の香りが印象的でした。

笠戸島家族旅行村 使用禁止のかまど
笠戸島家族旅行村 使用禁止のかまど

炊事棟は水道のみというシンプルなものです。

かまどは5台ほどありましたが、全て使用禁止となっていました。

昨今のキャンプはバーベキューや焚き火料理が増えているので、時代の流れに沿って利用の停止を決めたのかもしれません。

こどもが遊べる幼児広場

笠戸島家族旅行村 幼児広場
笠戸島家族旅行村 幼児広場

キャンプサイトの側には公園の一部でもあるおかげで、子供が遊べる遊具も設置されています。

規模は大きくありませんが、テント設営の最中にお子さんに遊んでもらうには十分です。

雑草の処理もきちんとされており、気持ちの良い公園でした。

キャンプ場としては珍しい軽食コーナー

笠戸島家族旅行村 軽食コーナー
笠戸島家族旅行村 軽食コーナー

笠戸島家族旅行村は公園施設ということもあり、軽食も販売しています。

宿泊でのチェックインは14時となっており、設営が終わる頃には小腹も空く頃です。

軽食コーナーではカレー、うどん、ソフトクリームなどが販売されており、手軽にお腹を満たす事ができます。

キャンプ飯に備えてお腹の管理はしっかりと!

販売品も充実

家族旅行村という名前の付くこの笠戸島家族旅行村は販売品も充実しています。

ソロキャンプでは忘れ物など一人で対処してこそですが、家族とキャンプに行く時は荷物が増え、つい忘れ物も多くなりがちです。

一般的なキャンプ用品のレンタルも揃っている他、紙皿や割り箸など、うっかり忘れてしまう食器類なども置いてあるあたりが、家族想いのキャンプ場という感じでした。

名ばかりのサンセットケビン

笠戸島家族旅行村 ケビン
笠戸島家族旅行村 ケビン

キャンプ場のある笠戸島は夕日のスポットとしても有名で、島からの夕景は「日本の夕日100選」にも選ばれるほどです。

笠戸島家族旅行村では、そんな夕日をケビンから眺める事もできます。

ケビンは全部で5棟ありますが、問題はケビンの立地条件です。

ケビンは西から東に向かって経っており、西側のケビンが邪魔をして夕日を見ることができません

誰がケビンの屋根に落ちる夕日を眺めたいというのか。

悪天候の場合はキャンセル料がかからない親切さ

笠戸島家族旅行村 管理棟
笠戸島家族旅行村 管理棟

普通、有料キャンプ場では予約してキャンセルした場合、キャンセルするタイミングによってキャンセル料がかかります。

最も困るのが雨の場合で、天気は直近にならなければ正確な情報が掴めません。

台風などの危険が伴う場合のキャンセル料がかからないキャンプ場は多くありますが、笠戸島家族旅行村は雨天によるキャンセルでもキャンセル料がかかりません

キャンセルという選択肢が選びやすいのは、家族で安心して過ごすためにはとても大切なポイントです。

夜間は宿直者と施錠でダブルの安心

笠戸島家族旅行村では宿泊でのキャンプがある場合、スタッフが宿直として常駐します。

サイトから管理棟も目と鼻の先となっており、トラブルがあった場合も駆け込みやすいです。

また笠戸島家族旅行村の出入口は夜間は施錠されます。

不審者が入ってくる事は無く、安心してキャンプを楽しむ事ができます。

宿直者の都合上、早めに予約してもらえると助かるという事でした。

温泉宿泊施設 国民宿舎大城

国民宿舎 大城
国民宿舎 大城

笠戸島家族旅行村を管理する大城は笠戸島の温泉宿泊施設です。

大城は日帰り温泉も可能となっているので、キャンプの前後で利用してみてはいかがでしょうか。

屋内大浴場、露天風呂の両方から笠戸湾を見渡せる作りとなっており、利用客全員が海の方を向いて整列するほどに最高の景色を堪能できます。

施設内の売店コーナーには山口県の有名な地酒でもある獺祭や雁木などが置かれているので、キャンプや手土産としても喜んでもらえます。

間違いなく県内トップクラスの景色が楽しめる温泉です!

カップル、夫婦はゆったりと過ごせるキャンプ場

笠戸島家族旅行村 河津桜
笠戸島家族旅行村 河津桜

最後にまとめとなりますが、区画が広くはないので家族で使うと、やや狭く感じる事もありそうな笠戸島家族旅行村でした。

ソロキャンプでは快適に過ごせる広さがありますが、料金は一泊2200円(2022年4月現在)となっており、ソロキャンプとしては高めの料金です。

間を取って、夫婦やカップルには十分オススメできるキャンプ場となっており、テントとタープを張って、二人の時間を過ごすには最適です。

また駐車場を共有する区画はグループにオススメなので、こちらも機会があれば是非検討してみてください。

ライターより

キャンプ場のある笠戸島は河津桜が有名で、開花のタイミングに合わせて利用してみました。

公園内には河津桜は複数植えられているものの、キャンプサイトには桜の木は無く、やや残念。

記事で紹介した通り、キャンプサイトは広くはありませんが、利用した日はカップル(夫婦かも)と老夫婦が2組宿泊しており、快適そうに過ごしていました。

自分はデイキャンプでの利用だったので、ハンモックとテーブルだけ設営して、撮影と昼食。お昼の休憩をのんびり過ごしました。

笠戸島には大城の他にも、屋外最大級のタッチングプールのある下松市栽培漁業センターや、はなぐり海水浴場などキャンプ以外の遊び方も充実しています。

キャンプ場利用の際はこちらも訪れてみてはいかがでしょうか。

笠戸島家族旅行村 キャンプ場データ

キャンプ場タイプ平原キャンプ場
キャンプサイトオートサイト ログハウス
予約必要(デイキャンプは不要)
料金有料
休日なし
営業期間通年
トイレあり
水道あり
シャワー温水
かまどなし
ハンモック
ペット不可

アクセス

住所山口県下松市笠戸島14-1
電話番号0833-52-1001(笠戸島家族旅行村

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この記事を書いた人

当ホームページの維持管理、キャンプ地の撮影を担当。時々執筆もします。
ミニマムキャンプをしたいけど、結局ヒヨって荷物が減らせない人。
別サイト、俺のデジモノ手記をメインに活動中。

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