山口県の海が近いキャンプ場

山口県は北部、西部、南部の3方向が海に囲まれています。

そこでオススメしたいのが、タイトルにもある海でのキャンプです。

キャンプというと一般的に山を想像する人が多いと思います。

山でのキャンプは木の葉のせせらぎを聴きながら、ゆっくりと流れる時間を楽しむ事ができます。

それに対し、海岸でのキャンプは波の音を聴きながら、開けた海で空を眺て過ごす事ができます

また釣りができる人は、現地で釣った新鮮な魚を調理して、キャンプで刺身なんて贅沢な事も可能です。

キャンプのハイシーズンである夏は海水浴も忘れてはいけません

元気な子供たちは、海とキャンプで満足する事は間違いありませんし、夜は波の音を聴きながらグッスリ眠ってくれるでしょう。

子供が寝静まって静かになった夜には、潮風を浴びながら星空の下で夫婦二人でゆっくりとコーヒーなどいかがでしょうか。

そんな山とは違った体験をできる山口県の海岸のキャンプ場を紹介していきます。

ちなみに紹介するキャンプ場は全てにシャワーが設備されています。

目次

穏やかな潮風が心地良い 瀬戸内海側のキャンプ場

瀬戸内海側と日本海側での環境を比べると、比較的難易度が低いのが瀬戸内海でのキャンプです。

瀬戸内海は1年を通して波風は穏やかで、快適なキャンプを過ごす事ができます

  • 夏は海水浴
  • 春や秋は心地よい潮風を浴びながら
  • 冬は流木を使って焚き火をして暖を取る

1年の間に様々なキャンプの楽しみ方ができます。

上関町 中ノ浦海水浴場

中ノ浦海水浴場

キャンプサイトとしての区切りなどが無く、キャンプはもちろん、海水浴やバーベキューなど、基本的に自由に使っていい海水浴場です。

駐車場からの距離も近く、キャンプのギアやバーベキューセットなど、荷物が多い時も安心です。

サイトのすぐ側には防波堤もあるので、手軽に釣りを楽しむ事もできます。

砂浜にテントを設置する事になるので、長めのペグやサンドペグが必要になる点にはご注意を。

山口市 美濃ヶ浜海浜広場

美濃ヶ浜海浜広場

2019年にオープンしたばかりの新しい施設である美濃ヶ浜海浜広場。

広場という名称通り、キャンプ専用の設備はありませんが、無料のシャワーや足洗い場が設備されており、海水浴にはピッタリの施設です。

広場内にキャンプや火気を使用して良い区画が明確に決まっており、区画外(砂浜など)でのキャンプや火気の使用は不可となっています。

周防大島町 片添ヶ浜海浜公園オートキャンプ場

周防大島町の中で最も大きなキャンプ場である、片添ヶ浜海浜公園オートキャンプ場。

山を切り崩して作られたキャンプ場を降りると、キャンプ場の名前にも付いている、片添ヶ浜海水浴場へ。

広さと綺麗さの2つを兼ね揃えた片添ヶ浜海水浴場はまさに鬼に金棒。

海水浴場シーズン意外でも、散策に是非訪れてほしい場所です。

周防大島町 青少年旅行村

引き続き大島のキャンプ場の紹介。

青少年旅行村は逗子ヶ浜海水浴場と隣接しているキャンプ場です。

広さは前に紹介した片添ヶ浜には劣りますが、キャンプサイトから海水浴場までの距離が近く、海を見ながらのキャンプも可能です。

逗子ヶ浜の一部がキャンプサイトとなっており、地面は海岸と同じ砂です。

ペグダウンの際は、長めのペグやサンドペグを用意しましょう。

周防大島町 陸奥キャンプ場

更にもう一つ、周防大島町のキャンプ場です。

陸奥キャンプ場の隣にあるのは陸奥海水浴場。

キャンプ場の利用者が使うプライベートビーチのようになっており、海水浴シーズンは水着を着たキャンパーも多く見ます。

海水浴場の他に、地元漁師の方と協力して作った格安の水族館や、大島に沈んだ戦艦陸奥の記念館なども見どころの一つです。

難易度を上げて日本海側のキャンプ場

穏やかな瀬戸内海に比べて、波風が強いのが日本海です。

夏は一般な装備でも問題ありません。

しかし夏が終わって秋ごろから波風が強くなるのに加えて気温も下がり、キャンプとしては悪条件と言える状況になります。

難易度の高いキャンプにはなりますが、利用者が少ないので一人の時間を楽しむ事ができ、達成感や満足感の高いキャンプとなるでしょう。

長門市 小田大浜キャンプ場

小田大浜キャンプ場

綺麗なトイレや炊事棟など、無料キャンプ場としては十分すぎるほどに維持管理がしっかりされているキャンプ場の一つです。

キャンプサイトは駐車場としても利用されるので、サイトの地面は車によって固く踏み固められています

また海水浴シーズンのみ駐車料金が必要です。

長門市 二位ノ浜キャンプ場

無料で利用できるメリットがありながら、管理は夏のハイシーズンがメインのようで、冬場の利用は設備の汚れや漂着ゴミが目立ちます

砂浜で設営できる数少ないキャンプ場で、純粋にキャンプを楽しみたいという人には打って付けのキャンプ場の一つです。

小田大浜海水浴場と同様に、海水浴シーズンには駐車料金が必要です。

萩市 須佐湾エコロジーキャンプ場

山中にある須佐湾エコロジーキャンプ場ですが、サイトの隅にある階段を降りると山の麓へ。

麓には深まてかた海水浴場があります。

海水浴場は砂というより磯に近く、ゴツゴツとした石も多いので、サンダルはほぼ必須です。

冬にキャンプ場に訪れたので、海水浴場の混み具合いは分かりませんが、Googleマップに載っていないほどマイナーな海水浴場なので、海水浴シーズンでも快適に過ごせそうです。

下関市 角島大浜キャンプ場

角島の海水浴場シーズンに合わせてオープンする角島大浜キャンプ場。

山口県内でも屈指の海の綺麗さを誇る角島唯一のキャンプ場です。

日本海側では不安要素の一つである強風ですが、キャンプ場がオープンする夏時期はそう強い風も吹きません

角島でキャンプと海水浴という贅沢ができますが、設備に対してややや高めの利用料金となっています。

海岸でちょっと特別なキャンプをしてみませんか?

山口県のように多方向が海に囲まれた県は、日本中を探してもそう多くはありません。

山口県民として、この海岸から見る星空や潮風を感じるキャンプは是非体験して欲しいポイントの一つです。

  • 瀬戸内海は家族や初心者
  • 日本海はキャンプに慣れた上級者

というように特徴がしっかりと分かれているので、自分の技術や同行者と相談しながらキャンプ場を選びましょう。

海でのキャンプはサンドペグや風の対策など、必要な措置も必要です。

その分、山のキャンプでは体験できない満足感や景色を楽しめるので、是非利用してみてください。

キャンプの風の対策については、こちら記事をどうぞ。

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