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キャンプの風対策は大丈夫?風がある時の設営や調理のポイント、焚き火の注意点について解説

キャンプの一番の醍醐味は自然の中だと言う事。

しかし、自然の恐ろしさは説明するまでもありません。

自然と共存する事を楽しむキャンプですが、自然の恐ろしさも知ってく必要があります。

日常生活においては雨が一般的に嫌われがちですが、キャンプにとっては雨より風の方が脅威だという事をご存知でしょうか?

この記事では、風の何が危ないのか、どう対策すればいいのかを解説していきます。

目次

キャンプの前に調べる

簡単な所でいうと、まずは天気予報などで調べましょう。

冒頭でも紹介しましが、キャンプでは雨より風の方が危険です。

降水確率も大切ですが、風向風速の確認の確認も怠らずに行いましょう

初心者であれば風速3〜4mくらいなら問題なく設営できるかと思います。

地理の事も考える

山の頂上付近や海の近くは全体的に風が強い傾向にあります。

当ホームページでは山口県のキャンプ場をメインに扱っていますが、山口県では、瀬戸内海側より日本海側の方が風が強い場所が多いです。

また、海の風の強さは天気予報で入ってきますが、山の風の強さは一般的な天気予報では放送されません。

調べる事が可能であれば、キャンプ予定地の普段の風向きや普段から風が強いか等の事前情報があれば尚良いです。

設営における注意

まず強風の中では、最初の段階である設営から難航します。

風が強い中で設営すると布面積の大きなテント、タープであればあるほど、飛ばされやすいです。

グランドシートやインナーテント、フライシート等テントによって完成までの工程や設営時間は違ってきます。

自分に選択肢があるなら、なるべく小型で設営に慣れた装備で挑みましょう。

テントはペグで仮打ちをする

風が強い中でテントを張る際の知識としては、仮のペグダウンを迅速に済ませる事である程度は焦る事なく設営が出来ます。

ざっくりでいいので、「この辺に設営しよう!」と思った位置で四方のペグを15〜20cmほど打ち込んでから1片ずつ打ち直しましょう。

また大きなテントの場合は、仮打ちの箇所を増やしましょう。

テントを張れたから一安心という訳ではありません。

無風の中では使用する事のないループにも全てロープを通し、必要箇所全てに長めのペグを打ち込みましょう

鋳造ペグで20cm以上がオススメです。

これらの対策を怠るとテントが飛ばされる以外に、テントポールが折れるといった事態にも繋がります

代わりに重石になる道具を乗せたり、ペグを浅めに打ったりすると、急な強風が吹いた際に、道具やペグが飛んでいったりテントごと飛ばされる事があります。その際に近くの人や車に当たるという事がよくある強風トラブルのひとつです。

タープは控えるのがベター

次にタープを張る際の注意点として、1番のおすすめはタープを張らない事です。

テントは自立式、非自立式問わず設営した後に荷物を入れる事で、ペグとロープだけでなく重さで風対策を取ることが出来ますが、タープはそうはいきません。

タープポールにペグとロープで強風を受け続ける事になるので、ライターとしては強風の中でタープを張る事はおすすめ出来ません

「どうしても立てたい!」という方へのアドバイスとして下記4点をポイントとして紹介します。

  1. 風上から風下へ風が抜けるように張る
  2. 低く、地面と平行に張る
  3. 固定用のペグは鋳造ペグでできるだけ長い物を選ぶ
  4. 就寝時には畳んで収納しておく

①〜③を意識してタープを張る事で、急激な風向きの変更が無い限りは簡単に飛ばされることは少ないです。

タープを複数種類所持しているのであれば出来るだけ小さいものを使ったり、複数人で設営する等、事前に対策出来る点はしっかりと対策した上で設営に臨みましょう。

そして④の収納しておく点については「強風の中、頑張って設営したから…」、「お酒飲んで疲れてるしまぁ良いや…」と言う理由(言い訳)でわざわざ片付けたくない気持ちも分かります。

ですが、収納しないで寝たばかりにタープが飛ばされそうになって深夜に飛び起きると言う事態になりかねません。

自分だけでなく、他の利用者の方の迷惑にならない様に、就寝前には責任を持って収納しましょう。

調理における注意点

楽しい調理の時間も強風の中では注意が必要です。

まずは誰でも出来る簡単だけど大事な事として、ゴミの管理について記載します。

調理中は都度、細かなゴミが出るので「調理のときくらいゴミ袋を近くに置いて作業したい」と思ってしまいます。

そしてそのゴミ袋の固定が甘く飛んでいくというのはよく見る光景です。

飛散したゴミを拾いに行くのはなかなか面倒な作業なので、ゴミ袋は風の影響を受けない場所に設置したり、風で飛ばない様に固定したりしましょう

間違っても「あー、飛んでいってしまった…」と見送るのは厳禁です。

調理の火は風防でガードする

調理の火はガスバーナー、オイルバーナー、固形燃料など調理方法は様々ですが、どんな火で有ろうが風の影響は受けてしまいます

強風中で対策を取らずに、火を使おうとしても使い物になりません。

予め風防を用意し、きちんと固定した上で安全に調理しましょう。

火は少しの風でも影響を受けやすいです。風の状況に関わらず簡易的な折り畳み風防を常備しておく事をおすすめします。

もしも風防を持参するのを忘れてしまった!と言う時には、キャンプ場のルールの下で

  • 大きな石を積み上げる
  • 地面を掘って調理場所を下げる
  • 薪や枝を使って簡易的な風防を作ってみる

といった対策をすればよりブッシュクラフト要素も加わり、また楽しいキャンプとなります。

焚き火が1番のトラブルメーカー

キャンプに来たら焚き火しないと気が済まないという人も多いと思います。

自分も夏の暑い時期だろうと関係なく焚き火がしたい「焚き火大好き人間」です。

そんな自分でも強風の中での焚き火はかなり神経を使いますし、あまりにも風が強いと焚き火を諦める事が多いです。

それは何故か…1番の楽しみである焚き火が1番のトラブルメーカーでもあるからです。

火力の調節ができない

強風の中では着火自体も大変ですが、むしろ着火してからが問題です。

一旦火が安定してしまったら、焚き火中の薪は熾火になる事もなく風の影響を受けて常に燃焼し続けます

火が落ち着いたら調理するのが定番の焚き火調理ですが、強風の下では常に強火での調理になるのでメニューによっては調理自体が困難です。

想像以上に飛ぶ火の粉

強風の中で焚き火をする最大のデメリットと言えるでしょうか。

無風の中で焚き火をしていても、少なからず火の粉は飛びますし、服やタープに小さな穴や焦げ跡がついた経験がある方は少なくないと思います。

無風状態でも焚き火から火の粉は飛ぶのに、強風に煽られた焚き火がどうなるかは想像するまでもありません

飛んだ火の粉が自分のテントや服に穴を開ける分にはまだ良いです。

風に乗り、火の粉が周囲の方のテントやタープに穴を開けてしまっては、お互いにキャンプが台無しです。

最悪の場合、遠くまで火の粉が流れて山火事になる可能性もあります。

1度着火した焚き火はすぐには消えません。

風が強いなら焚き火はしない。焚き火中に風が強くなってきたと思ったら早めに消火する事を考えましょう。

撤収する勇気を持つ

  1. 待ちに待った休日!
  2. 万全の準備をしてキャンプ場へ到着!
  3. しかし風がとても強い!

そんな時に初心者の方にとって欲しい行動は「この日のキャンプを諦める」事です。

冒頭でも書きましたが、強風の中でのキャンプは雨よりも悪い環境です。

トラブルが自分一人の問題なら「勉強になった」「経験として次に活かそう」で済みますが、他の方に迷惑をかけてからでは遅いです。

キャンプは自然の中で楽しく自由な行動を取れるのが醍醐味ですが、大前提として他人に迷惑をかけない自己責任の上で成り立ちます

  • せっかく休みを取ったのに…
  • 人気のキャンプ場を予約出来たのに…

という気持ちは分かりますが、相手は自然です。

人は自然に勝てない事くらいキャンプをしない人でも分かります。

キャンプをする全ての方が楽しいキャンプを送れる様に「諦める勇気」を持ちましょう。

もう一度言いますが、誰かが怪我をしてからでは遅いです。

難しい判断が正しくできる人が能力のあるキャンパーです。

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この記事を書いた人

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ソロキャンプという言葉ができる前からひたすらにソロキャンプをしています。季節なんて関係ありません。
YouTubeにて自由気ままにキャンプをする動画を配信中。

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