誰もが利用しやすいキャンプ場といえば、やはり高規格のキャンプ場です。
スタッフがいる安心感や、忘れ物があった時のためのレンタルや物販などがあり、ちょっとくらい失敗しても軌道修正も簡単にできます。
そんな高規格キャンプ場は、「子供に良い思い出を」という家族での利用に特にオススメです。
また、キャンプ未経験者であっても、ケビンを使えば家に近い状況でありながら外でバーベキューをしたり、焚き火をしたりと、アウトドアの魅力に手軽に触れる事ができる事も魅力の一つです。
この記事では山口県のキャンプ場の中から、家族での利用にオススメのキャンプ場を紹介します。
- 予約必須でハイシーズンも絶対の設営スペースを確保
- 広めの区画サイトで家族向けのテントやタープが張れる
- オートサイトで荷物が多くても問題なし
- 綺麗な清掃状況で誰もが快適
- AC電源付きで夏も冬も快適に過ごせる
通年営業の高規格キャンプ場
まず紹介するのは通年営業をしているキャンプ場です。
1年を通して楽しめるので、何度訪れても四季の変化を楽しむ事ができます。
また紹介する全てのキャンプ場はログハウスやケビンも運営しているので、アウトドアを楽しみつつ、満足したら快適な室内で過ごすといった柔軟な過ごし方も可能となっています。
オフシーズンの冬も運営しているので、家族で焚き火や薪ストーブを囲み、温かい料理を食べる時間も特別なものがあります。
下関市 豊田湖畔公園
豊田湖畔公園は面積が広くAC電源とシンクが付いていないオートサイトA。
オートサイトAより面積が狭く、AC電源とシンクが付いているオートサイトBの2種類があります。
オートサイトAはサイトのサイズ感がまちまちですが、小さなサイトでも家族で利用でき、広いサイトなら家族2組の利用も可能な広さです。
翌日の予約状況に応じて利用時間の延長ができます。
初心者で撤収に自信が無い場合は、予約の際に延長が可能か確認しておきましょう。
山口市 ふれあいパーク大原湖
大原湖と名前がついていますが、実際は大原湖に続く川が流れているキャンプ場です。
川遊びも可能ですが、流れが急になってる場所もあるそうなので、遊ぶ際はご注意を。
フラットな地面で芝のサイトは、初心者向けの装備でも設営しやすく、区画面積も広いので、テントとタープを張っても子供が遊ぶスペースに余裕があります。
山口県の桜のスポットとしても有名なので、春休みシーズンの利用もオススメ。
岩国市 須川家族村オートキャンプ場
通年営業、休日はありませんが、冬時期は凍結により利用できない場合があります。
年季の入った林間サイトは雰囲気たっぷり。
サイトの側には川が流れており、泳いで楽しい、耳で聴いて楽しいキャンプ場となっています。
チェックアウトの時刻が11時と、高規格の中では余裕のある時間設定も嬉しいポイントです。
周南市 せせらぎ・豊鹿里パーク 鹿野オートキャンプ場
山の地形が残るせせらぎ・豊鹿里パーク 鹿野オートキャンプ場。
サイトに高低差がたくさんあり、少し歩けば違う風景が楽しめるキャンプ場です。
高低差がある中で、設営区画はフラットに整地されているので、安心して利用してください。
GWと夏休みのシーズンはニジマスが釣れる釣り堀も運営しており、もちろん釣ったニジマスは持ち帰りが可能です。
周防大島町 片添ヶ浜海浜公園オートキャンプ場
山を切り出して作られた片添ヶ浜海浜公園オートキャンプ場は多くのサイトがオーシャンビュー。
ハワイを思わせる海の綺麗さや、ヤシの木がキャンプ場周辺に複数ある事から、とても山口県内とは思えない非日常を体験できるキャンプ場です。
オートサイトとフリーサイトの2つで運営していますが、フリーサイトも区画分けされており、車の乗り入れも可能なので、オートサイトに近い利便性があります。
徒歩で海水浴場まで行けるので、夏は海水浴もセットでどうぞ。
山陽小野田市 竜王山公園オートキャンプ場
オートサイトが57区画という、区画のとても多い竜王山オートキャンプ場。
これだけの数があっても、ハイシーズンに入る前から土日の予約は埋まってしまうほど人気のキャンプ場です。
サイトの設備も水道とAC電源という、バーナーや焚き火台を使っての調理が主流の現在の流行に見合った設備で、コンパクトながら、快適に過ごせます。
長門市 伊上海浜公園オートキャンプ場
平地にAC電源というシンプルな設備の伊上海浜公園オートキャンプ場。
サイトのサイズがあまり均一ではない点が気がかりではありますが、オンライン予約という時代に沿った手続きを採用しており、予約の際に区画を指定する事ができます。
キャンプサイトの他に広場もあるので、家族で利用する場合は遊び道具も忘れずに持って行きましょう。
営業期間のある高規格キャンプ場
ここから紹介するのは営業期間に制限があるキャンプ場です。
紹介するキャンプ場は全て冬時期に休業となり、利用できなくなります。
冬時期に利用できなくなる理由を簡単に紹介すると、「オフシーズンで利用客が少ない」というのも1つの理由ですが、高山で極端に寒かったり、日本海付近で冬時期は風が強かったりと、キャンプにとって悪条件が多いキャンプ場となります。
休業する事で芝のコンディションも良くなるので見栄えも良く、ハイシーズンにキャンプをする場合は要チェックのキャンプ場です。
山口市 十種ヶ峰ウッドパーク
営業期間:3~11月
冬はスキー場となるため、キャンプ場の利用は停止となる十種ヶ峰ウッドパーク。
子供向けの施設が多数あり、「外で遊び、キャンプ飯を食べ、テントで寝る」という、アウトドアの鉄板を楽しむ事ができます。
売店コーナーも充実しており、アルコール類の販売もあるので、疲れ切った子供が寝たあとで、夫婦で晩酌を楽しむのも良いのではないでしょうか。
岩国市らかん高原キャンプ場
営業期間:4月~11月
らかん高原キャンプ場は十種ヶ峰ウッドパークと同様に高山にあり、夏も涼しく過ごす事ができるキャンプ場です。
熱心なホームページの更新が印象的で、冬季の閉業中にも情報発信をしているほか、クチコミで「道が悪い」という投稿が目立てばホームページにて「〇〇のルートが道が広いです」といった情報を発信したりしています。
萩市 萩アクティビティパーク あさひオートキャンプ場
営業期間:4~11月
キャンプ場の名前はあさひオートキャンプ場ですが、名称としては萩アクティビティパークの方が一般的でしょうか。
キャンプ場だけで4つのエリアに分けられるほど広大な敷地面積を誇ります。
最も高い位置のサイトであるパノラマエリアからの景色は格別なので特にオススメですが、そのほかにもトレーラーハウスという選択肢もあります。
最も珍しいのは併設されているサーキットで、普通免許があればカートのレンタルも可能です。
長門市 青海島高山オートキャンプ場
営業期間:3~11月
青海島高山オートキャンプ場は日本海を眺めながらキャンプをすることができます。
更に夕日も見ることができ、絶景を楽しめるキャンプ場として人気のキャンプ場です。
不自由を楽しむキャンプでも失敗はできません
キャンプといえば「不自由を楽しむ」ものです。
ですが家族でのキャンプにおいては例外ではないでしょうか。
特に子供にとって「不自由を楽しむ」という事を理解するのはとても難しい事です。
そういった子供がシンプルにキャンプを楽しめるのが今回紹介した高規格のキャンプ場です。
ですが最後に注意して欲しい点を1つ伝えておきます。
それは高規格が故にどのキャンプ場も人気があるという事です。
特に昨今のキャンプブーム以前からも家族でのキャンプは一定数の需要があり、予約も一定数を保ってきました。
キャンプブームの現在は予約で一杯になるケースはザラですので、早めの予約を心がけましょう。