下関市 ベイサイド104

サイアクだ…

キャンプ場へ向かう道中で、歯ブラシを家に忘れている事に気が付きました

コンビニを見かけたので、歯ブラシを購入。

幸先の悪いスタートだが、ナーバスになっている場合ではない。

今日はキャンプでカレーを食べると決めているのだ。

気持ちを上に向けるために、頭を良い方にシフトしようとしたその時。

「あっ」とある事に気がつきました。

サイアクだ…

お米を家に忘れた

米の無いカレーでは腹も心も満たされない。

断腸の思いでスーパーに立ち寄り、湯煎タイプのお米を購入しました。

チェックインは15時に指定していましたが、忘れ物のおかげで実際にキャンプ場に着いた時刻は予定より30分遅れの15時30分。

今回利用するキャンプ場は下関市にあるベイサイド104で、角島の近くにある海に面したキャンプ場です。

ベイサイド104ではキャンプ場の入口が管理棟のようになっており、管理棟のテラススペースで管理人に「ヤマトさんですか?」と声をかけられました。

一般的なキャンプ場では遅くないチェックインですが、おそらくほとんどの利用客はチェックイン済みなのでしょう。

予約の際に住所や電話番号は伝えていたので、チェックインでは料金の支払いと、施設の場所を説明するだけでスムーズに進みました。

目次

オーシャンビューのサイトは極わずか

ベイサイド104 平原のサイト

ベイサイド104は有料キャンプ場としては珍しい、車の乗り入れが可能なフリーサイト。

キャンプサイトを見ると余裕で15組は泊まれるであろう広さなのですが、周囲を見渡しても利用客の姿が見当たりません。

「土日なのに、この利用客の少なさはハズレのキャンプ場を引いたか?」

そんな事を思いながらサイトを更に進むと、海沿いにテントがズラリ。

ベイサイド104 海沿いのサイト

「そうか、確かにフリーサイトで早い者勝ちならこうなるよな」と自己完結しました。

チェックインは朝の9時から。海沿いのサイトは5組程度が利用可能です。

ソロキャンプだった事が功を奏し、狭いですが海沿いにテントが張れる場所を確保できたと思った時。

サイアクだ…

砂地用のペグを家に忘れた事に気が付きました

利用者の少ない平原サイトの地面は土なので、こちらに設営する選択肢もありました。

しかし「やっぱり海のキャンプ場に来たら海を堪能しないとな」という気持ちが強く、手頃な石にロープを括り、設営を済ませました。

トイレや炊事場はギリギリの及第点

トイレや炊事場はキャンプ場の隅に1箇所あり、海沿いのサイトからは真逆の方向。平原サイトを通過する必要があります。

夜間は常時点灯の照明があり、ライト無しでトイレに行ける事は嬉しいポイントですが、距離にして70メートル近くあるので、炊事場に食器を持って行くには少し難儀するかもしれません。

ベイサイド104は比較的新しいキャンプ場ですが、もともとは肥中海水浴場オートキャンプ場という名称で、設備の老朽化を見るにかなり歴史の長いキャンプ場なのでしょう。

老朽化を隠すために設備は全体的にペンキで塗り替えられていましたが、それでも時代の流れに押されているように見えました。

男性用トイレは平成生まれもほぼ知らないであろう壁式小便器(壁に出して下の排尿口に流れる)です。

温水シャワーは有料ですが、冷水シャワーは24時間無料という海水浴場としては太っ腹な設定。

シャワー室はコンクリート造りでスノコが引かれた、昔ながらの海水浴場のシャワーといった所で、所々でカニさんやフナムシさんがコンニチハしていました。

清潔感が気になる人は、西長門リゾートの日帰り温泉を利用しても良いかもしれません。

日帰り利用のご案内|【公式サイト】ホテル西長門リゾート

海を楽しみに来い!

海は湾のようになっており、周辺が小高くなっている事から波を軽減してるのでしょう。

利用当日は少し風がありましたが、風の強さに反して波は終始穏やかでした。

子供が海で遊ぶには最適なロケーションで、幼児や小学生の低学年くらいの子供が水着で遊んでいました。

キャンプ場の情報収集が終わり、待ちに待ったカレーの時間です。

カレーを作り、スーパーで買ったお米を湯煎するという微妙な調理を済ませ、チェアに腰かけたその時。

サイアクだ…

スプーンを家に忘れている事に気が付きました

使わなかったペグを箸にするという苦肉の策を思いつき、何とか夕飯を済ませてひと段落。

ペグカレー

ビールを飲もうと缶ビールに手をかけたその時。

この絶景です!

ベイサイド104 夕日

ここぞとばかりにカメラのシャッターを押しまくりました。

サイコーだ!!!!

管理人がベテランキャンパーという安心感

利用した日は6月下旬で、昼前には気温が上がる事を予測して、早めに撤収。

管理人に挨拶をすると「もう帰られるんですか?」と聞かれました。

詳しく話を伺うと、管理人の方は40年以上キャンプをしてきたベテランキャンパーだそうで、朝にチェックアウトの時刻を設定しておくと、早朝から撤収でドタバタしてしまう経験から、チェックアウトは午後の5時という太っ腹な設定にしているそうです。

このような設定にすると、チェックインとの時間がダブってしまい、時間によって混雑してしまいそうですが、この辺りも利用人数を見て、予約をストップするという手の込んだ管理をしていらっしゃいます。

海水浴場がメインのキャンプ場としては運営期間が4〜10月と長いため、海を眺めるキャンプも良し、海を楽しむキャンプも良しと、大人も子供もオススメしたいキャンプ場でした。

ライターより

伝えたい事は本文中で全て書いたので、一言だけ。

色々とトラブルの多いキャンプでしたが、全て僕のミスなので、キャンプ場のマイナスポイントとして捉えないようによろしくお願いします!

ベイサイド104 キャンプ場データ

キャンプ場タイプ海岸キャンプ場 平原キャンプ場
キャンプサイトフリーサイト
予約要予約
料金有料
休日不定休
営業期間4〜10月
トイレあり
水道あり
シャワー温水 冷水
かまどなし
ハンモック不可
ペット可(リードで繋ぐこと)

アクセス

住所山口県下関市豊北町大字神田肥中
電話番号083-786-0458
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