周防大島町の魅力と言えばキャンプもですが、海水浴も外せません。
大島のキャンプ場は片添ヶ浜オートキャンプ場、周防大島町青少年旅行村、陸奥キャンプ場の3箇所がありますが、全てのキャンプ場が海水浴場まで徒歩で行くことができ、キャンプ場にコインシャワーまで完備されている事が特徴の一つです。
キャンプと海水浴を楽しむには打って付けのキャンプ場なのですが、正直に言うと物販がイマイチです。
キャンプに必要な、薪や木炭などは扱っていますが、食材に関しては全く扱っておらず、自分で用意する必要があります。
そんな時に使って欲しいのが周防大島町の道の駅です。
この記事では、周防大島町の道の駅「サザンセトとうわ」をメインに、キャンプ場に隣接する海水浴場にもスポットを当てつつ紹介します。
人気の道の駅「サザンセトとうわ」
せっかく遠出して、やって来たキャンプ場。
その地のならではの名産品、そこでしか手に入らないものを食べてみたいという思いに駆られる方も多いはずです。
「瀬戸内のハワイ」と呼ばれる周防大島には、遠出してきた方も大満足の品揃えを誇る「道の駅サザンセトとうわ」があります。
周防大島町のキャンプ場は、全てのキャンプ場でサザンセトとうわを経由する必要があり、寄らないのは損とも言えるほど充実した道の駅です。
そんなサザンセトとうわのについて紹介します。
豊富な品揃えの物産直売所
近年、周防大島町は移住の地としても人気があり、様々な専門知識を持った方がUターン、Iターンをして開業しています。
道の駅サザンセトとうわには、そんな方が作った農作物や新鮮な魚、加工品も含めて地元産の物で、売り場は埋め尽くされています。
生産者さんのPOPも数多く展示されており、じっくりと商品説明を読む事で、どんな思いで作っているのかを身近に感じる事が出来ます。
食べ物、飲み物(アルコール含む)、調味料に至るまで豊富な品揃えがあり、この道の駅での買い出しだけで、食事類を賄う事が可能です。
郷土料理レストラン、フードコート併設のお魚センターと食事処
- 屋内型で2Fの高さを活かしたオーシャンビュー施設である、「郷土料理レストラン」
- 天気の良い日には最高!屋外に設置されたフードコートで食べる魚介類専門のお店が並ぶ「お魚センター」
- 島内在住者への起業支援も兼ねた「チャレンジショップ」
- ソフトクリームコーナーには周防大島特産品の「みかん」を使ったソフトクリームも販売
食事の選択肢だけでも約10店舗ほどが有り、宿泊のキャンプで利用しても消化し切れません。
屋内・屋外といった選択肢もあるので、天候やその時の気分で、地元産の食材に舌鼓を打って下さい。
道の駅の裏手には歩いて渡れる無人島
道の駅の裏手に浮かぶ小さな無人島である「真宮島(しんぐうじま)」へ渡る事ができます。
ただし真宮島へ渡る事ができるのは干潮時のみとなっており、こういった貴重な経験が出来るのも、この道の駅の魅力のひとつと言えるでしょう。
行けるか分からない運の良さを楽しむのも面白いと思いますが、恋愛成就のパワースポットとしても人気の真宮島なので、「絶対に行きたい」という人は潮位を下調べした上で訪れてみて下さい。
周防大島町内のキャンプ場の魅力
片添ヶ浜海浜公園オートキャンプ場
道の駅からキャンプ場まで3.2km
周防大島町で最も大きなキャンプ場であり、「瀬戸内のハワイ」と呼ばれる所以を最も感じる事が出来るキャンプ場でもあります。
規模が大きいので、安心して使える設備やレンタルも揃っており、
視界には常にヤシの木が視界に入り、眼下に広がる片添ヶ浜は島内でも随一の絶景ポイントとなります。
アウトドアに不慣れな方や、女性やお子さん連れであれば、設備がしっかりとしているこちらのキャンプ場をおすすめします。
島内のキャンプ場の中では利用料金も一番高価となりますが、その価値にあった非日常感を味わえる場所です。
海水浴場は環境省選出の快水浴場100選にも選ばれており、環境省のお墨付き。
キャンプ場にはコインシャワーもあるので、服が海水で濡れてもキャンプ場で洗う事ができます。
周防大島町青少年旅行村
道の駅からキャンプ場まで9.4km
キャンプ場の規模は周防大島町の中で一番小さいですが、キャンプ場の規模に対してとても広い海水浴場があります。
規模が小さいが故に、ソロキャンプでの利用にオススメのキャンプ場です。
このキャンプ場における最大のメリットは、宿泊時のチェックアウト時刻の遅さです。
県内のキャンプ場を見渡しても珍しい、13時チェックアウトという時間設定は、利用者視点からすると朝食や撤収の面からも凄くありがたいです。
時間に余裕がある時は、是非お昼までゆったりとした時間を過ごして下さい。
陸奥キャンプ場
道の駅からキャンプ場まで13.4km
陸奥キャンプ場はテントサイト内に、実際に使われていた飛行機が展示されている、とても珍しいキャンプ場です。
キャンプ場に隣接する陸奥海水浴場は、3つのキャンプ場の中では一番小さな海水浴場ですが、海水浴シーズンのキャンプ場は水着を着たキャンパーで賑わいます。
海水浴場の他に水族館と博物館も隣接しており、家族で訪れれば思い出が沢山できるキャンプになる事は間違いありません。
サイトのメインはフリーサイトですが、一部予約可能な区画サイトがあります。
盛り沢山な施設があるが故に、夏場にはかなりの賑わいを見せるキャンプ場なので、ハイシーズンは予約をして利用しましょう。
夏を外せば利用者も落ち着くので、ソロキャンプはハイシーズン以外がオススメです。
周防大島町のキャンプ場は海水浴場だけじゃない!
周防大島内のキャンプ場は、海水浴場へ徒歩で行けるという共通の特徴と、高規格や水族館など、それぞれに変わった魅力があります。
全てのキャンプ場を利用した事がある筆者でも、甲乙付けがたいキャンプ場ばかりです。
家族やグループでの利用であれば、悩む時間もまた楽しいものとなりますので、是非キャンプ場選びからじっくり悩んでもらえればと思います。
記事内でも少し触れましたが、周防大島町は移住の地としても人気であり、サザンセトとうわの直売所以外にもレストランやカフェも多く点在しています。
こちらも合わせて利用してみてください。
「キャンプと海水浴を楽しみたい」という方に向けて、こんなまとめ記事もありますので、参考にどうぞ。